凝集している骨の間に入りやすい先端構造とたくさんの柄を収める手前のポケット部
ザルの枠・柄の接続部はNSSC 2120®材を使用し、持ち上げる動作の負荷に対して従来品と比較して2倍の強度を実現しています
持って驚く軽さ!厚みt=0.8mmの特注角型パイプ柄
凝集した骨の間に入りやすい形状
一度に多くの量をすくいやすく耐久性の高いザル
一度に多くの量をすくいやすく耐久性の高いザル
手前のポケット部でしっかりと骨肉を収めます

超強力なワイヤー線材を使用

スリースノーガラ揚げ

ガラ揚げに特化した究極のすくい網

  • 材質 網・柄:18-8ステンレス /枠・柄接続部:NSSC 2120®材
  • 耐熱温度 150℃
品番 巾×奥行×深さ×柄長(mm) メッシュ(開き目) 重量(g) 価格(税別) 価格(税込) 入数 JANコード
30247 245×270×H90×350 2(11) 450 10,000 11,000 20 498908302477

抜群の強度!従来のすくい網と比較して強度約2倍

スープを仕込んだ後のガラすくいはラーメン屋さんにとっての重労働作業の一つ。たくさんの肉と骨をすくい上げるには強い強度と作業性の良さが求められます。スリースノーガラ揚げは自社工場内で製造する特殊なメッシュの溶接金網を使い、すくい上げる動作で最も負荷のかかる枠部と柄の接続部に特殊鋼である「NSSC 2120®」材を使用しています。

(NSSC及びNSSC 2120は日鉄ステンレス株式会社の商標登録です)



この素材はエネルギー関連プラント、大型構造物、橋の橋脚などにも使用される高耐久・高耐食の「二相鋼ステンレス」の一種であり、社会のさまざまな場面で使われています。この素材は、厨房用品に使用される代表的な鋼材「18-8ステンレス」と比較しても格段に高い耐久性を誇り、同等規格の線材で比較すると約2倍の強度があります。この特殊鋼をラーメン屋さんのパワー作業であるガラ揚げの専用すくい網の最も負荷がかかる場所に採用しました。



繰り返しのすくい上げ作業によって破損してしまう従来のすくい網は、ラーメン店のガラ揚げを想定されていないことがあります。線径や柄の接続方法なども従来素材で実現できる程度であり、高い負荷には耐えきれない声が後を絶ちません。このガラ揚げはまさにラーメン店のガラ揚げの専用道具を目指しました。大量調理を必要とする給食調理の現場などでも、食品の大きさがメッシュ以上(11mm以上)であれば使いやすい商品です。


驚く軽さのハンドル

繰り返しのユーザーテストを繰り返してたどり着いたハンドルの形状と軽さです。



高い負荷がかかる動作で、手に食い込む刺激を減らすべく角型のパイプで持ち手にやさしい形状を目指しました。角型で手のひらで押せる方向性が出ることで力の入りやすさも考慮されています。角Rは手なじみの良さを感じられるように設計しました。


既存の角パイプでは実現しない板厚にもこだわりました。従来規格として多いものがt=1.0mm厚のパイプ材ですが、柄の溶接工程とのバランスを見極めつつ極限まで板厚の薄さを追求し、t=0.8の厚みを実現しています。従来品で近いサイズの「プロすいのう パイプ柄 特大」と製品重量を比較すると50g、10%の軽量化を実現しています。ゴツいイメージのガラ揚げ専用のすくい網ですが、強度を高めながら同時に軽量化を実現した、画期的な商品です。


凝集した骨の間に入りやすく たくさん持ち上げられるザルの形状

ザルの形状もガラ揚げのシーンに特化して設計しています。



ガラ揚げの動作でたいへんな部分は(1)凝集した骨と骨との間にザルを入れ込む(差し込む)動作と(2)それを持ち上げる動作。この(1)に適応した形状のザルは一般的な従来のすくい網では実現していません。いかに差し込みやすくするかというテーマで実地検証を重ねた結果、先端を少しフラット目に、手元にポケットがある構造にたどり着きました。



これまでのガラ揚げの作業で、最初は骨を少量しか救うことができず、効率が上がらなかった作業もこのガラ揚げならすくいはじめからしっかりと大量のガラをすくうことができます。


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