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  • 2022.05.11
  • 特集

「讃岐たも」誕生秘話 飲食店の現場とともに歩んできたスリースノー製品の歴史

木綿のタコ糸で編まれた「たもアミ」

極太でコシの強い讃岐うどんはその調理方法も他の麺類とは違い、一度に大量の麺を茹で上げた後に水で締める工程を踏んでいる。その場面で使用されるのが「たもアミ」であり、古くから木綿のタコ糸を編んだものが使われてきた。

スリースノーでもこの「たもアミ」を枠に取り付けた製品を生産していたが、日本国内で編む人がいなくなり、1980年代に中国生産のアミに切り替えたが、天然繊維のため、生産から輸送中の品質管理において安定性を欠いたため生産を中断していた。

市内の事業者とタッグを組み誕生した讃岐たも

従来の木綿製のアミで(潜在的な)課題であった「吸水性による衛生管理」。端的に言うと「乾かない」問題を解決するため、市内で繊維製品を扱う株式会社 吉田織物に協力を仰ぎ、吸水性のないポリエステルを採用することで、「水を吸わずに」軽く、乾きやすい「讃岐たも」が2010年に誕生した。

大手うどん店チェーンの協力のもと改良を進める

この時を同じくして、大手のうどん店チェーンも全国展開を図っており、同店での性能試験の協力を得ながら改良を進め、現在のラインナップとなった。

その一つが「赤いファスナースライダー」で、脱着式のアミに装着しているスライダーが「万が一うどんの中に混入したら」という危険シミュレーションから生まれ、通常は製造元であるYKK様の刻印が入る部分にスリースノーのマークが刻まれている。

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